sruk’s reading memo

斜め読みした本について独自解釈で一言書いてます。

5年先のことなど考えるな

ベイン・アンド・カンパニーウォルト・ディズニー、AOL、ライブドア、アップル、リアルディアと凄い経歴をもつ前刀氏の著書。自分の目標面談のとき上司にこの本のタイトル言ってみたい。

 

前刀氏は未来のことを考えてキャリアを積んできたわけではなく、そのときやりたいことをやってたらこうなってたとのこと。どんな道でどんな経験を積んでもそれらのランダムな点はやがて一つの線になるらしい。

よく読むビジネス書だと、逆算思考で未来を描き、現実とのギャップを把握してそれを埋めるということを推奨しているが、それとは真逆の考え方に思えて新鮮だ。

 

困難を楽しむコツというものがあるらしい。それは未来の自分の視点から今の自分を見つめるという技だ。未来の大成功している自分から今の自分をみて、これくらい苦労しないと今の成功はなかったな、このおかげで成功したんだよな。と思えるようだ。

なるほど、これは良さそうだ。かくいう私もメンタルがスペランカーなので、日々困難と隣合わせなのだ。

 

著者ほどのレベルになると、お金で買えるものでは欲は満たされないらしい。日々、自分のやりたいことに思う存分向き合うことが面白いようだ。それがジョブズも言っていた後悔のない生き方というやつなのだろうか。

私は欲しいものいっぱいあるので、このレベルに到達する日は遠そうだ。

 

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