sruk’s reading memo

斜め読みした本について独自解釈で一言書いてます。

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

たった1%のコツシリーズというものがあるらしい。どうやって計測してるんだろう。

母数がわからないので、日本の人口で考えると2020年時点で約1.258億人そのうち1%ということは、約125万8千人である。あれ、そこそこいる?(絶対違います)

さておきそのシリーズものの仕事のコツ編である。

 

日本人はまじめである。私のように。しかし、まじめであるがゆえに生産性が低くなっている可能性はないだろうか。

本書では、まじめにもう一工夫を加えるテクニックが87紹介されている。ワシのテクは87式あるぞ。

 

スポーツ心理学の世界において逆U字と呼ぶプロレス技のような説がある。

Y軸にパフォーマンス、X軸に真面目度をとったとき、グラフは逆U字を描くというのだ。つまり真面目も行き過ぎるとパフォーマンス低下の要因となりえる。

 

上司への報告や関係者へのプレゼンの前にこんな言葉をいった覚えはないだろうか。

「直前につくったのですが」、「まだ途中なのですが」、「時間がなかったので中途半端なのですが」。そう、予防線だ。ちなみに私は毎回と言っていいほどこれを張る。

どうやらこれはネガティブな意見を引き付けるのでやめたほうがいいらしい。自分を守っていたつもりが自傷していたようだ。

自信なさげに振舞うのは、自ら逆風を生み出すことに他ならないとのこと。自信をもってポジティブに振る舞い、追い風を作るとよいらしい。

 

つづいて会議の方法、会議には二つの段階があるとのこと。ブレストとエバリュエーションだ。アイデアを出して終わりなのか、アイデアを収束させて最終決定するのか、なんにせよ会議のゴールを決めておけということだ。んで、ゴールをしたらダラダラ引き延ばさず終わればいい。

よく話し合いたいことは終わったのに、「時間があるのでついでに~」みたいな話をする人がいるが、参加者全員が時間に余裕があると思ったら大間違いだ。私は大体の場合において時間と心に余裕がない。

 

他にも多種多様なテクが紹介されているが、どこかで聞いたことがあって知識としては持ってるけど確かに実践できている人は少ないなという印象を受けた。私が言うのもなんだが。

 

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