文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る
文系ではないけど、物理学は知らない系です。苦手意識すごいけど、勉強以外の目的で学んだら面白いんだろうなぁ。
物理学とは、あらゆる事象の原理を解明する学問であるとのこと。そして、最終的には理由のない不変のルールに行きあたるようだ。重力の強さ、光のスピードの値、理由はないけどこれらは固定値とのこと。宇宙は絶妙なパラメータの上で成り立っており、奇跡的に人間が誕生したことになるようだ。宇宙が生まれ、天文学的な確率で偶発的に人間が生まれたのではなく、人間ができるという条件を満たすように宇宙が作られたのではないかという「人間原理」説を唱えるブランドン・カーターという学者もいるようだ。
いや、どう考えてもうまく行き過ぎというか、宇宙って誰かに設定されてるとしか思えないよね。ほんと。
世界にはまだまだ知らないことが多いけど、この本でそのうちのいくらかが解明されて知的好奇心が満たされるんじゃないかな。